命の灯が消えたら一体どうなるの?
リサーチのため地獄と極楽を見学してきました。

大阪市平野区『野中山 薬師堂全興寺 (せんこうじ)』
ここは“地獄と極楽のテーマパーク”として有名なお寺さんです。
ご本尊の薬師如来は、なんと聖徳太子作と伝えられています。
歴史の重みと遊園地感が同居する、なんとも不思議な空間です。

まずは「地獄通行手形」を100円で購入。
赤いチケットの手形の有効期限は…まさかの無期限!
入りたくないかもしれないけど、地獄に入りたい放題ですよ。

西門から入ってすぐの地獄堂に入ると、迫力満点の閻魔様と鬼たちが
待ち構えています。

小さなお子様はトラウマ必至、大人は一瞬で人生を反省モードに突入です。

もちろん極楽も用意されています。
地獄で冷や汗をかいた後は、こちらで心を癒しましょう。
「地獄と極楽、両方そろえておきました」というお寺のサービス精神が
あちこちに散りばめられています。
ここを歩いていると、人はあらゆる角度から神仏に守られ、愛されているのだと
感じます。
向こうの世界でも、みんなで笑って過ごせたらいいな~
仏様がなんとかしてくださる!そんな気持ちになれる場所でした。

朝晩がしのぎやすくなりました、猛暑のお疲れがでませんように。
短い秋を楽しんでまいりましょう。
先日、学問の神様・菅原道真公をお祀りする「大阪天満宮」にお詣りに行きました。
大阪では「天神さん」と親しまれ、天神祭の舞台としても有名です。

令和9年は、道真公が亡くなって1125年という節目の年。
これに合わせて、本殿の屋根の葺き替えや神具収蔵庫の建設など、大祭に向けた工事が
始まっていました。
大門をくぐると、大注連縄と、彫刻された十二支の方位盤が目に飛び込んできます。
ちなみに道真公は鶏が苦手だったそうで、酉の位置には鳳凰が鎮座しています。
(……あ、本当に鳳凰だ!)

境内には、20以上の摂社・末社が鎮座していて、お願い事のジャンルには困りません。
恋愛運から学業成就、果ては「宝くじ当たりますように」まで、幅広くカバーしてくれそうです。

皆さまの祈りが、天に届きますように。
さて、日本一長い名物商店街「天神橋筋商店街」がすぐ近くなので、帰りはぶらぶらと
散策しながら帰ります。
9月に入っても毎日この強烈な暑さ、お疲れが出ませんよう、一層ご自愛くださいませ。
今日も、明日も、明後日も、どうか良い一日となりますように。